CADソフトの導入に活用できるIT導入補助金2021。制度概要と申し込み方法は?

CADソフトはフリー(無料)ソフトから、多機能な有料製品まで様々な種類が販売されていますが、BIM対応の3DCADなど最新のソフトウェアは導入コストが障壁の一つとされています。

しかし、このようなITソフトウェアの導入に補助金が適用されるのはご存知でしょうか。今回は、2021年度版のIT導入補助金制度の概要と、申し込み方法について紹介します。

IT導入補助金を活用して3DCADを導入する

IT導入補助金は経済産業省が毎年実施している補助金制度です。中小企業のITツール導入を促し、業務効率化や生産性向上を目的とした制度となり、CADソフトだけでなく会計ソフトなど、さまざまなITツール導入時の費用を一部補助してくれます。

CADソフトもIT導入補助金の対象となっており、A類型に含まれます。 購入にかかる費用の1/2、150万円未満の補助を受けられるので、導入コストの負担を軽減し既存のCADソフトのグレーアップや新規導入などが図れ、2020年度は約28,000社の採択実績があり、その内25%は建設業が採択を受けています。

■IT導入補助金

補助額 補助率
A類型 30万円~150万円未満 1/2以内

IT導入補助金2021の概要

IT導入補助金2021の活用を検討する際、まずは自社が補助金の対象になるか確認しましょう。IT補助金の対象は「日本で活動する中小企業・小規模事業者」であり、業種によってこの定義が異なってきます。建設業の場合、資本金3億円以下、従業員が300人以下であることが条件となります。 これらの条件を満たす場合、「IT導入支援事業者」からITツールを導入し、「IT導入補助金対象製品」を購入後、補助金交付手続きを経て補助金が交付される流れとなります。

IT導入補助金の申し込み方法

IT導入補助金を申請して補助金の交付を受けるには、あらかじめ決められた手順に則って申請をしなければなりません。2021年の募集スケジュールと申請の手順を紹介します。

■IT導入補助金2021年のスケジュール

募集回 申請締切日 交付決定
1次公募(通常枠・特別枠共通) 5/14(金)※受付終了 6/15(火)
2次公募(通常枠・特別枠共通) 7/30(金) 8/31(火)(予定)
3次公募(通常枠・特別枠共通) 9月中(予定) 10月中(予定)

■IT導入補助金2021の申請、交付までの手続き

1.IT導入支援事業者とITツールを選択する
2.交付申請に必要なアカウント「gBizIDプライム」を取得する。さらに情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する「SECURITY ACTION」を行う
(交付申請要件)
3.交付申請に必要な情報入力、書類添付を行い、IT導入支援事業者に「ITツール情報、事業計画値」を記入してもらったうえで申請する
4.交付決定後、ITツールの発注、契約を行う
5.事業実績の報告を提出する

1次公募の締切は終わってしまったため、IT導入補助金の活用を検討する場合は2次公募への申請を目指して早めに準備に取り掛かることをおすすめいたします。

IT導入補助金を利用して生産性を向上しよう

「IT導入補助金」の概要と申し込み手順について解説しました。高い補助率や補助額など新たに3DCADの導入を検討している中小企業にとっては非常に魅力的な制度といえるのではないでしょうか。 富士通中四国インフォテックが開発、販売している設備CAD「CADEWA Smart」もIT導入補助金の対象製品の一つとなっております。CADEWA SmartはBIM対応の3DCADとなり、設備設計図・施工図の効率化など、これからの建設業界のDX化に寄与できるツールとして注目を集めつつあります。導入コストを抑えつつ設計・施工の生産性を向上させる機会でもありますので、興味がある方はぜひお問い合わせください。