日建連が2年ぶりにお手軽便利なICTツール集を更新。最新のICTツールを紹介

人口減少や技術者の高齢化による人材不足の解決や品質向上、工期の短縮といった建築業界全体の業務改善に有用とされているのが「ICT(Information and Communication Technology)」です。

一般社団法人日本建設業連合会(日建連)では、さまざまなICTツールの利活用を促進するために「お手軽便利なICTツール集」を公開しています。2020年から2年ぶりに更新されたこともあり、再度、注目が集まっているのでぜひ確認してみましょう。

お手軽便利なICTツール集とは?

ICTは情報通信技術のことで、主にモノとモノをインターネットなどで結び、情報交換や意思疎通を円滑にする目的で用いられます。建設業界では業務そのものの効率化・自動化だけでなく「現場と営業所」や「営業所と本社」のほか、「複数の事業者間」の連携をスムーズにするために導入されることが多いです。

また、昨今、さまざまな産業で注目されている「DX(デジタルトランスフォーメーション)」はデジタル技術を用いてビジネスモデルや組織そのものを変革することが目的で、ICTは業務効率化・生産性の向上の実現を目指します。DXを実現するための手段の1つがICTなのです。

日建連のお手軽便利なICTツール集

建設業界におけるICTツールの導入の課題としては、「運用・導入コストが高い」、「自社に適したツールの選定が難しい」、「導入後の運用に求められるスキルやノウハウのレベルが高い」などが挙げられます。特に小規模の事業所は導入前の環境や人材、費用面のハードルが高いため導入のハードルが高い傾向があります。

日建連の「お手軽便利なICTツール集」は、このような課題を解決するために加盟各社が提供しているツールの情報を分かりやすくまとめたWebページです。

・機能
・特長、メリット
・デメリット
・コスト

上記の項目などがまとめられています。また、キーワードのほかにも着工時・施工時といった「使用時期」や「用途」、「対象者」を選択して自社の課題に適したICTツールを探すこともできます。

【カテゴリ別】お手軽便利な建設業界のICTツール

お手軽便利なICTツールは、用途別に「コミュニケーション」、「記録」、「管理」、「計測・測量」、「検査」、「バーチャル」、「文字変換」、「図面閲覧」に分類されています。そのなかでも代表的な取り組みを紹介します。

図面・書類閲覧

図面・書類閲覧のICTツールには、iPadなどのタブレットを使って現場の情報をスムーズに連携できるものがあります。やりとりする情報は写真から図面まで幅広く、安全管理、品質管理、施工管理など幅広い業務で活用できるでしょう。

検査

図面などの閲覧だけでなく、検査業務そのものをタブレットで行うこともICTツールの有効的な使い方の1つです。検査項目をリストすることでヒューマンエラー防止が図れるほか、クラウドストレージと連携することでデータのやりとりする手間の削減にもつながります。

管理

施工管理業務を支援するICTサービスも「お手軽便利な建築業界のICTツール」には、多く紹介されています。その種類はさまざまですが、お手軽さを追求するのであれば導入コストや運用が手軽な傾向があるクラウドサービスが注目されています。

出典:一般社団法人日本建設業連合会「お手軽便利なICTツール集の検索」

ICTツールを活用してDXを実現しよう

ICTツールは単独でも業務改善につながりますが、複数のツールやシステムを連携させたり、上手に業務に組み込むことで業界そのものの変革につながるDXの実現まで図れます。例えば、BIMツールは企画・施工から施工後の保守管理まで一貫した業務効率化が期待できます。建設業界を取り巻くさまざまな課題解決につながるため、気になる方はぜひチェックしてはいかがでしょうか。

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